高橋光男(たかはし みつお)氏は、1977年生まれの兵庫県出身で、公明党所属の参議院議員(2期目)です。外交官として17年間、世界30カ国以上を巡り、ブラジルでは日本大使館の一等書記官を務めるなど、国際舞台での経験を積んできました。特に、内戦直後のアンゴラで地雷で手足を失った子どもたちを目の当たりにし、現場での支援活動に尽力したことが、彼の政治家としての原点となっています 。
議員としては、農林水産大臣政務官を務め、コメの価格高騰に対して備蓄米の活用を提案し実現するなど、農政改革に取り組んできました。また、兵庫の地域振興にも力を入れ、神戸空港の国際化を契機としたインバウンド年間700万人の誘致を目指すなど、経済活性化に向けた政策を推進しています 。
2025年の参議院選挙では、兵庫選挙区から立候補し、339,822票を獲得して当選を果たしました 。選挙戦では、「政治は結果が大事だ」と強調し、備蓄米の活用によるコメの販売価格の抑制など、実績を訴えました 。
高橋氏は、公明党青年委員会副委員長、学生局長、兵庫県本部副代表などを歴任し、党内でも要職を務めてきました。防災士の資格を持ち、地域防災活動にも積極的に参加しています 。
今後も、外交官としての経験を生かし、兵庫県の発展と日本の国際的地位の向上に貢献することが期待されます。